受診案内
CLINICAL / UPPER GI

Upper Gastrointestinal Surgery.

上部消化管

UPPER GASTROINTESTINAL

上部消化管 Upper Gastrointestinal Surgery

胃癌、食道胃接合部癌、胃粘膜下腫瘍(GIST等)、食道裂孔ヘルニア、病的肥満を対象とする上部消化管グループ。全症例ロボット外科専門医が手術を担当します。

上部消化管グループ スタッフ紹介 Our Team

上部消化管グループ スタッフ
西 正暁(2005年卒)
内視鏡外科技術認定医 / ロボット外科専門医 / ロボット外科認定プロクター(da Vinci, hinotori)
高須千絵(2007年卒)
内視鏡外科技術認定医
和田 佑馬(2010年卒)
内視鏡外科技術認定医

胃癌に対する低侵襲手術の進化 Evolution of Minimally Invasive Surgery

胃癌に対する低侵襲手術の進化

胃癌に対するロボット支援手術 Robotic Gastrectomy

ロボット支援手術 症例数
da Vinci 手術 右胃大網静脈
da Vinci 手術 門脈
hinotori 手術 左胃大網動静脈
hinotori 手術 胃十二指腸動脈

進行癌・残胃癌・コンバージョン手術・食道胃接合部癌・上腹部手術既往症例など、すべてロボットで手術可能です。

300例
現在までに300例のロボット胃切除を実施し、良好な短期長期成績を報告しています。
da Vinci 270例 / hinotori 30例

食道胃接合部癌に対するロボット支援手術 Robotic Surgery for EGJ Cancer

食道胃接合部癌 切除標本

ロボット支援下噴門側胃切除・下部食道切除・下縦郭郭清切除標本(コンバージョン手術)

食道胃接合部癌 手術手技

(Nishi et al. BMC Surg. 2023)

食道癌・胃癌ガイドラインでは食道浸潤長3cm以下の腺癌は、経腹的な手術適応です。ロボット支援手術を導入し、下縦郭郭清を伴う噴門側胃切除(もしくは胃全摘)、下部食道切除を行います。

食道癌・胃癌ガイドラインでは食道浸潤長3cm以下の腺癌は、経腹的な手術適応です。

胃癌診療ガイドライン2025年版でも引用

食道胃接合部腺癌を是非ご紹介ください。

切除不能進行胃癌に対するコンバージョン手術 Conversion Surgery

コンバージョン手術 症例
コンバージョン手術 長期成績
腹膜播種陽性症例が免疫チェックポイント阻害剤使用後に播種が消失し、コンバージョン手術で根治手術が可能に(R0)

初回切除不能と診断された進行胃癌であっても、免疫チェックポイント阻害剤を使用し、根治手術可能な症例が増えてきています。

(Nishi M, et al. World J Surg. 2026)

高度進行癌でも、集学的治療で根治を目指します。

Frail患者にも安全な手術を Safe Surgery for Frail Patients

栄養リハビリプログラム(NEP)
術後合併症 Clavien-Dindo

多職種チーム介入による利用リハビリプログラムにより術後合併症が減少。

(Wada Y, Nishi M, et al. Int J Clin Oncol. 2022)

胃癌診療ガイドライン2025年版でも引用

手術が難しそうな高齢者・フレイル患者さんもご相談ください。

胃粘膜下腫瘍に対するLECS(腹腔鏡内視鏡合同手術) LECS for Gastric Submucosal Tumor

LECS 手術室 消化器外科・消化器内科
LECS 内視鏡・腹腔鏡手術

胃GISTは希少な腫瘍ですが、当院では豊富な治療経験を有しています。低侵襲かつ機能温存を目指した手術を行っています。単孔式腹腔鏡下胃部分切除も行っています。

(Iwakawa Y, Nishi M, et al. J Med Invest. 2024)

消化器内科と協力してLECS(腹腔鏡内視鏡合同手術)を実施しています。

日本胃癌学会施設認定A JGCA Certified Facility A

日本胃癌学会 認定施設認定証
日本胃癌学会施設認定A Risk-Adjusted Odds Ratio

(1) 胃癌診療が多様化・複雑化していること。(例えば、内視鏡治療の適応拡大、ロボット手術などの低侵襲手術の普及、免疫治療を含めた薬物療法の複雑化など。)

(2) 一方、ピロリ菌感染の急速な減少により、今後我が国における胃癌患者の減少が予想され、胃癌診療レベルを維持するためには、一定の施設集約化が必要と考えられること。

全国的に胃癌手術数は減少傾向です。日本胃癌学会として胃癌手術は専門施設に集約化の方針です。

徳島大学は県内唯一の日本胃癌学会認定施設「A」の最高水準を取得しています。認定医施設Aでは非認定施設と比較し死亡率が60%低下すると報告されました。(Gastric Cancer 2026)
徳島県で唯一の胃癌A施設です ぜひ患者さまをご紹介ください

高度肥満に対する外科治療 Surgical Treatment for Severe Obesity

腹腔鏡下スリーブ状胃切除 イラスト
<術後1年での改善率>
・体重;20〜30%減少
・糖尿病;70〜80%
・高血圧;60〜70%
・脂質異常症;80〜90%
・睡眠時無呼吸症候群;70〜80%
<手術適応>①または②に該当し6か月以上の内科的治療によっても十分な効果が得られない場合
①BMI 35kg/m²以上の場合:糖尿病、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群または非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち1つ以上を合併している方。

②BMI 32.5-34.9kg/m²の場合:HbA1c 8.0%以上(NGSP値)の糖尿病、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群または非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち2つ以上を合併している方。
併存疾患を有するBMI32.5以上肥満患者さんが手術適応です。
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